じきるう曜日

CRAZY STUDYとかWorkship MAGAZINEの編集長。はてなブログでは特に推敲せずフリーダムに文章を書き散らす。舌死人。

『最高の”踊ってみた”動画』裏話

たまには過去にCRAZY STUDY(僕が編集長を自称しているWebメディア)で書いた記事の裏話でもしようと思う。

 

〜〜〜

 

本日取り上げる記事はこれ↓

crazystudy.info

 

内容は上記URLを参照して欲しい。

 

f:id:studiowizzikill:20180317200819g:plain

めっちゃめちゃ手間のかかった記事である。

ニコニコ動画の”踊ってみた”人気100作品の調査に12時間、楽曲制作に8時間、動画撮影に2時間、記事作成に8時間くらいかかっている。

計、30時間

取材のない記事としては、異常な労力である。

コスパ悪すぎ。

 

あとiOS版ボーカロイドエディター初音ミク購入代金に5000円くらいかかってる。

Mobile VOCALOID Editor

Mobile VOCALOID Editor

  • Yamaha Corporation
  • ミュージック
  • ¥4,800

 

そのような努力(?)の甲斐もあり、デイリーポータルZで紹介されたりもした。

portal.nifty.com

 

〜〜〜

 

さて、ここまではただの苦労話と自慢話であるが、本題は裏話の方である。

 

この記事はもともと、大学院で論文として書いていたものの一部だ。

ネットカルチャーの中でのダンス表象を扱う中で、ニコニコ動画の”踊ってみた”文化を取り上げでいたのだ。

 

”踊ってみた”動画の傾向や人気動向を明らかにし、他のメディアでのダンス表象と比較研究したかったのだ。

そのために人気動画100作品の分析調査なんてクソめんどくさいことをやった。

 

しかしだ。

そもそも調査方法に問題があり、研究と呼ぶには難のある代物だった。

おまけに論文は全く別の方向へ転換を余儀なくされており、この調査は全く意味のないものへと変わった。

 

もったいない。

 

そう、もったいなかったのだ。

 

もったいなかったから、記事のネタに利用した。

これが『データを元に最高の"踊ってみた"動画を作る 〜ニコニコ動画 人気100作品 分析調査〜  』の誕生秘話である。

 

先ほど、人気動画調査に12時間かかったと言ったが、もともと研究で不要になったデータだったため、記事としてかかった時間ではない。

なので記事制作にかかった時間は、実質「30−12=18時間」である。

ほら、実はそこまで時間かかってな……

 

18時間かぁ。

くっそコスパ悪いな。

 

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