代表作はある、でも決定打が出ていない気がした -最近ビートメイク(作曲)しない理由-
KREVAの新曲『存在感』を聞きました。
そもそもKREVAってめちゃめちゃ久しぶりに聞いたなー。中学生の頃「スタート」がめっちゃ好きだった。
いま聞いても良い失恋ソングだなー。
本当は後悔しないよう
君にぶちまけたいのさ何もかも
でもしない何も
幸せを祈るだけ
あー、エモい。中学生の頃に何を思って聞いていたんだ俺は。
恋愛の「れ」の字も知らなかったくせに。
なぜか当時は「ケータイを持ってないと彼女ができても連絡できないから彼女は作らない」とか意味わからない理屈で彼女を作らなかったし。
当時なぜか何回か言い寄られたことがあったけど、それを理由に全て切り捨ててた。
唯一のモテ期を完全にムダにした。おかげさまで今は彼女がいない。
中学生時代のボクに垂直落下式DDTを食らわせたい。
〜〜〜
それはそうとKREVAの『存在感』の歌詞ですよ。
存在感はある
存在感はある
存在感はある
存在感は…
存在感はある でも
でも、決定打が出ていない気がした存在感はある
存在感はある
存在感はある
存在感は…
存在感はある でも
でも、代表作がないような気がした
この歌詞がSNSで話題になっているらしいです。(BuzzFeed Japan)
▲ZKLHYD
ーーーここでちょっと、ボクの場合の話をさせてください。
ボクはそこそこ長いこと、ダンスバトル向けのビートメイク(作曲)をしてきました。
ひと月に必ず最低1本。それを5年くらい続けてきました。なんなら就活期も上げてました(就活しろ)。
しかし今年2月を最後に、一度も曲を上げていません。
たまにお仕事で作編曲することはあっても、ボク名義(ZKLHYD)では一度も。
というのも、ちょっとね。
毎月1本上げることに限界を感じてきてしまって。
「代表作はある。でも決定打が出ていない気がした」
ボク名義での代表作は、実は2つほどあります。
これはダンスバトル用に作ったRemix曲の2作目です。
これがなぜか、Pop Lock Box(ダンスバトルの世界大会)の決勝戦でプレイされてしまいました。
まじかよ、世界出ちゃった。
あとDANCE@LIVEのメインステージのショーで使われたり、中国と韓国のでっかいダンスバトルで使われたり(中韓については人から聞いた情報だからよく知らん)。
ボクなんもしてないのに、いつの間にか多くの人に広まってしまい、ZKLHYD(当時はBeats by ZKL)の名前がダンスバトル界隈でちょっと知れ渡ってしまうことに。
これはリリースと同時に拡散されて、DANCE DELIGHT JAPAN決勝で使われたり、タイで開催されたダンスのでっかいショーで使われたり……。
こっちもボクの知らない間にいろんなとこで使われたっぽい。
あとフリースタイルバスケットボールの世界チャンピオンもショーで使ったとか。ひぇぇぇ〜。
〜〜〜
てな感じで、主にこの2曲のおかげでボクの名前はなんか知られてしまいました。
ボク、ただ曲作っただけでたいして動いてないのに(DJさんに曲配ったりはしてたけど)。
なんというかな。ボクの実力と周囲の期待が乖離しているような。
あとこれ、2つともRemix曲なんですよね。
元の曲が良かった。ボクはそれをちょっといじっただけ。
ボクの実力じゃない。
ちなみにボクはオリジナル曲も出していますが、ほとんど伸びていません。
再生数伸びるのは、Remix曲ばかり。
色々あって制作に合計2年かかったオリジナル曲は伸びてない。
めちゃめちゃ感情込めて作ったお気に入りのオリジナル曲も伸びてない。
そんなわけで、ボクはビートメイカーとして、代表作はあるが決定打がない状態なのです。
結局はRemix頼り。
オリジナルコンテンツで代表作を作りたい。
それができれば、存在感・代表作・決定打を兼ね備えた最強のビートメイカーになれる気がするのです。
一回、ビートメイクから離れてみる。
最近ぜんぜん新曲を上げていないのは、これまで月1曲というノルマを自分で課していた中で、本当にいい曲が作れなくなってきてしまっていたからなのです。
惰性の中で作る曲。それがいいものなわけがない。
一回、ビートメイクから離れよう。
離れてみて、また本当に作りたい曲ができた時、曲を作ろう。
本当に作りたくてウズウズしている時が、一番いい曲が作れる。そんな気がしている。
以下、ホンネ。
というのは全て建前で、単純に時間ねぇから曲作ってねぇだけだよ!!!!
ダマされたな!!!!ばーかばーか!!!!うんち!!!!
今はCRAZY STUDYの活動とかで忙しいんじゃ!!!!ビートメイクしてる暇はねぇ!!!!!
でもお盆とかに気が向いたら曲作るかも!!!
その時はまたおしらせしますね!!!!!
▲ばーかばーか!!!!うんち!!!!