「好きな事で生きていく」とはいうけど、そのためにはどうしたらいいかって話
めんおうさんのブログに、こんな記事が上がっていた。
巷で話題の、「好きな事で生きていく」系の記事だ。
かつては自分の「好きな事」でお金を稼ぎ、生計を立てることは”憧れ”で終わっていた。
しかし今の日本では、わりとそれが簡単にできる。
素敵な時代だ。
だって戦時下とか酷いもんだよー。
山中貞雄(1909-1938)とか稀代の名映画監督だったのに、戦争のせいでやむなく中国に出征することになっちゃったし。
山中を戦争に行かせた日本はマジでカス。
だから戦争はry(おっとこの話はやめよう誰も幸せにならない)
今の日本は、若者を縛るものはそんなにないだろう。
親の意向とかはともかく。
「好きな事」をやって生活した方が、絶対幸せだ。
ただ、めんおうさんも指摘しているとおり。
そもそも「好きな事」を見つけるのは簡単ではない。
みんなは、自分が自信を持って「これが好きだ」と言えるものはあるだろうか。
意外と、ない人の方が多いんじゃないかと思う。
僕も最近までは、なかった。
▲※今回は特に載せる画像がないため、フリー素材のかわいい猫画像をちょいちょいはさんでいきます。猫画像は記事をバズらせるのに最も有効ってトランプ大統領が言ってました
<目次>
- 【1.「好きな事で生きていく」のに、不安とワクワクどっちが大きいか】
- 【2.「好きな事で生きていく」を選択するということ】
- 【3.「好きな事」は趣味でいい?】
- 【4.「好きな事」で稼げる場を作りたい】
【1.「好きな事で生きていく」のに、不安とワクワクどっちが大きいか】
ちょっと僕の話をしよう。
僕が「好きな事」を見つけたのは、今年の1月くらいだろうか。
僕の好きなことは、ライティング(文字書き)だ。
僕は大学院で2年間、ひたすら本を読んで、ひたすら文字を書く毎日を送っていた。
教授からめちゃめちゃシゴかれたが、そんな中で「書き上げる喜び」を知ったのかもしれない。
論文を書ききった時の達成感とかヤッバイよ。
でも、文字を書くこと自体はこれまでもずっとしてきたことだ。
ブログだって小・中学生の頃からしてたし。
(ちなみにアメブロ→FC2ブログ→アメブロ2度目→はてなブログ→Seesaaブログ→Seesaaブログ2度目→Seesaaブログ3度目→はてなブログ2度目といった感じに、ブログ媒体を渡り歩いている。落ち着きがない。その他にもモバゲータウンやmixi、前略プロフィール、エブリスタとかで色々書いてた)
それでも、ライティングが好きということに気がつくのには、かなりの時間がかかった。
ライティングよりも、ダンスや作曲とかの方が長くやってたし、そっちの方が楽しい気がしていた。
実は最初は、ダンスや作曲で生きていこうと思っていた。
ただ実際にその世界に入ってみて、色々とモヤモヤが生まれた。
ダンスに関しては、僕より上手いダンサーがいっぱいいるという不安や、
身体が衰えた後どうやって生計を立てていこうかという不安でいっぱいだった。
ちなみにダンスの研究者として生きていこうと大学院に入ったりもしたが。
そもそも僕は研究者には向いていなかった。
一つのことだけをひたすら研究し続けるのは、僕には向いていない。
飽きちゃう。
作曲に関しても同様で、僕よりスゴいアーティストは山ほどいる。
運良く再生数1万超えの曲を出せたり、CDが多少売れるようになったりもしたが。
これで生きていくのは少々辛かった。
曲のアイデアが出ないときは、マジで出ない。
仕事にしちゃうと、アイデアに一生悩まされそうな気がした。
このように、ダンスや作曲で生きていくのは、僕にとっては不安要素がかなり大きかった。
ワクワク感より、不安がまさった。
じゃあテメェはライティングが上手いのかというと、そんなことはない。
ご覧の通り、まだまだ幼稚な文章を書いている。
ご覧の通り。
ご覧の通り!!!
それでも、ライティングは楽しいし、好きだ。
これで生きていくのに、不安とかは特にない。
上手い文章が書けないなら、これから書けるようになればいいやん。
ライティングの勉強は楽しいし。
不安より、ワクワク感の方が圧倒的にまさっている。
感覚的なものではあるが。
「好きな事で生きていく」を考えるときに、不安とワクワクどちらが大きいかを基準に考えると良いかもしれない。
「●●●で生きていきたい!でも俺なんかが●●●でお金稼げるのかなあ……」
その不安が大きい時点で、たぶん本気でそれを「好きな事」とは思っていないんじゃないだろうか。
本気で「好きな事」なら、その程度の不安は吹き飛ばせるはずだ。
あ、いま僕すごくいいこと言ったよ。
みんな今すぐメモれ!!!!!!
あとSNSでシェアしろ!!!!!!!
▲ウインクしてる猫。かわいさの権化
【2.「好きな事で生きていく」を選択するということ】
ちなみに「好きな事で生きていく」ことを選択するのは、かなり勇気がいる。
もう何度も話しているが、僕はもともと某大手企業の内定を持っていた。
ただどうしてもライターの仕事がしたくなり、今年2月に蹴った。
2月よ?
大学院を卒業するまであと1ヶ月半ってときに、内定蹴ったのよ?
クソバカにも程がある。
でもまあ、なんかライターになりたいって叫んでたら、ライターのお仕事はあっさり見つかったよね。
行動してみたら、あんがい簡単に「好きな事で生きていく」ことはできた。
要するに、行動するか、しないかの違いだけだと思うんだ。
もちろん、最初から自分の「好きな事」ができる会社に就職した人もいるとは思う。
しかし、そうでない人の方が圧倒的多数だろう。
そして、希望の会社に入ったからといって必ずしも「好きな事」ができるとは限らない。
また、入ってみたら「あれ?意外とこの仕事、好きじゃないな……」となることもある。
しかし「せっかく入社した会社だから……」と辞めずにズルズル続けてしまう人は多いだろう。
てか、そもそも「好きな事」で就職先を選んでいる人ってどのくらいいるのかな。
もちろん、給与や福利厚生で会社を選んでいる人もいるだろうけど。
ちなみに「好きな事で生きていく」と言っている人って、実はフリーランスが多かったりする。
しかし、別にフリーランスである必要は一切ない。
僕自身、普通に会社員だし。
フリーランスは、なかなかハードでシビアな世界だ。
あくまで僕の意見だが、会社で好きな事ができるなら、そっちの方が色々と安心だと思う。
少なくとも安定した収益はあるし。
もちろん、自分で切り開いていけるパワーがあるなら、フリーランスでも良い。
ただ、フリーランスで生きていくだけのノウハウやコネはある程度必要だろう。
僕の友達にもフリーランスが多くいるけど、みんなその辺の能力は高いよ。
▲ 口を大きく開けてる子猫。かわいさの化身
【3.「好きな事」は趣味でいい?】
ちなみに「好きな事」は趣味でいいって人もいるだろう。
それ自体は一切否定しないし、僕自身もダンスや作曲をこれからも趣味でやろうと思っている。
ただまあ……「好きな事」でお金稼げた方が、やっぱ楽しいよ?笑
一般的な社会人は、平日で1日最低8時間は働くだろう。
週換算で、40時間。
その40時間で「好きな事」ができたら、有意義で楽しい人生が送れること間違いなしっしょ!
また「私の好きな事はお金になるようなものじゃないし……」って人もいるだろう。
そんなことはないぞ!
今の時代、なんでもお金になる。
ただマネタイズの方法を知らないだけだ。
ゲームをプレイするのが好きなら、ゲーム実況とかでマネタイズを考えてもいい。
タバコを吸うのが好きなら、タバコのレビュー記事とか書いて収益を上げる方法が考えられる。
性行為が好きなら、そっちの界隈に走ればいい。
ちなみにAV男優は慢性的に人手不足らしいぞ、チャンスだ!
本気で「好きな事」があるなら、それをお金にする方法を考えるのも苦じゃないと思う。
今はメルカリとかCampfireとかShowroomとかココナラとか、何かをお金に変えるサービスは山ほどある。
まずは自分の「好きな事」で、実際にお金を稼いでみてはどうだろうか。
もしかしたら、趣味から仕事へ変わるかもしれないよ!
▲ライオン。ネコ科
【4.「好きな事」で稼げる場を作りたい】
さあそんなわけで、ここまで3000字ほど語ってきたわけだが。
実は今「好きな事」で稼げる環境を作りたいと考えている。
簡単に説明すると。
僕はムダ研究クソメディア『CRAZY STUDY』というのを運営しているのだが、
ここに面白い記事を書いてくれるライターさんに、原稿料を払いたいのだ。
面白い記事を書くブロガーさんは世の中にたくさんいるが、それで稼げている人はほとんどいないだろう。
完全に「趣味」で止まってしまっている。
オモコロとかデイリーポータルZとか、面白い記事に対して原稿料を払っているメディアもあるにはある。
しかし、まずそこに掲載されるまでが非常に難しい。
かなりの狭き門だ。
もっと簡単に、面白い記事でお金を稼げる世界を作りたい。
よし、ないなら僕が作ろう。
……まだマネタイズの方法は検討中だけど、近々何かしらのアウトプットが出せるとは思う。
もう少しだけ、お待ちくだされ。
「好きな事で生きていく」の、可能性の枠を増やしたい。
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