好きな漫画がアニメ化されても、観ない
あなたは、自分が好きな漫画がアニメ化されたら、嬉しいですか?
それはもう、嬉しいですよね。
「動くあのキャラが見られるの?!」
「◯◯に生命が宿った…!!」
「あの声優が△△の役とは…尊い」
「ちょぼらうにょぽみあいまいみいいいいい!!(悶絶)」
そんな感じで大喜びすること必至でしょう。
ただ残念ながら、僕はそのような感情を持ち合わせていないようです。
いや、正確には嬉しいんですよ?
応援していた漫画がアニメ化したら、それはもう、嬉しいです。
ただ実際に、アニメを見ることはあんまりないです。
なぜ見ないかというと、既に漫画で内容を知ってしまっているからです。
漫画と同じ内容のアニメを、なぜ見なければならないのか。
からかい上手の高木さん(1) (ゲッサン少年サンデーコミックス)
- 作者: 山本崇一朗
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2014/09/10
- メディア: Kindle版
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例えば僕の大好きな漫画の一つに『からかい上手の高木さん』があります。
高木さん(かわいい)が同級生の西方(ちょろい)をからかうだけの漫画なのですが、これが最高なのです。
かわいい女の子にからかわれて赤面したい。これは地球上の全男子が持ち合わせている欲望です。トランプも池上彰も、かわいい女の子にからかわれて赤面したいのです。そうして世界は平和になるのです。
全男子のからかわれ欲望をしっかり押さえたこの漫画、最の高の高です。
現在、『からかい上手の高木さん』のアニメが絶賛放映中です。
実は僕も、一話だけ見ました。
感想を申しますと、「漫画でもう見た」です。
内容は漫画のものと変わらないため、展開があっさり読めてしまいます。
なので、このアニメも一話で切りました。
多分、キャラクターや作画よりも、ストーリーを重視してしまうからだと思います。
僕は、キャラクター一人ひとりに感情を傾けるのではなく、キャラクターはストーリーを成り立たせるための一要素であり、ストーリーが漫画の土台の全てであると考えているのだと思います。
なので、ストーリーが分かりきったアニメは、どうしても見れないのです。
好きなのに。
好きなのに、素直に見れない。
思春期か。
ただし、「アニメ→漫画」は結構あります。
というのも、基本的にアニメより漫画の方がストーリーが先に進んでいるからです。
「アニメの続きが見たい!」となった時に、漫画を買えば続きが読めます。
で、漫画を買ったせいで、結局アニメの方を見なくなります。
あららー…。
ポプテピピック (バンブーコミックス WIN SELECTION)
- 作者: 大川ぶくぶ
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2015/12/07
- メディア: コミック
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そんな僕ですが、原作既読にも関わらず、現在切らずに見続けてるアニメが一つだけあります。
『ポプテピピック』です。
何が凄いってこのアニメ、原作の漫画と内容がほぼ関係ないことです。
もちろん原作からピックアップしたストーリーもありますが、大半はアニメオリジナルです。
ポプ子(黄色くて短い方)とピピ美(青くて長い方)の強烈なキャラクター性だけ引き継いで、あとはアニメでやりたい放題です。
普段はキャラクターを重視しない僕ですが、ここまで強烈だと重視せざるを得ません。
『ポプテピピック』の魅力を語り始めたらキリがありませんが、これこそが僕の求めてたアニメだと確信しました。
アニメは、原作準拠でない方が良い。
その方が、新しいストーリーを楽しめるから。
ちなみに『ポプテピピック』のストーリーはクソです。