『最高の”踊ってみた”動画』裏話
たまには過去にCRAZY STUDY(僕が編集長を自称しているWebメディア)で書いた記事の裏話でもしようと思う。
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本日取り上げる記事はこれ↓
内容は上記URLを参照して欲しい。
めっちゃめちゃ手間のかかった記事である。
ニコニコ動画の”踊ってみた”人気100作品の調査に12時間、楽曲制作に8時間、動画撮影に2時間、記事作成に8時間くらいかかっている。
計、30時間。
取材のない記事としては、異常な労力である。
コスパ悪すぎ。
あとiOS版ボーカロイドエディターと初音ミク購入代金に5000円くらいかかってる。
そのような努力(?)の甲斐もあり、デイリーポータルZで紹介されたりもした。
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さて、ここまではただの苦労話と自慢話であるが、本題は裏話の方である。
この記事はもともと、大学院で論文として書いていたものの一部だ。
ネットカルチャーの中でのダンス表象を扱う中で、ニコニコ動画の”踊ってみた”文化を取り上げでいたのだ。
”踊ってみた”動画の傾向や人気動向を明らかにし、他のメディアでのダンス表象と比較研究したかったのだ。
そのために人気動画100作品の分析調査なんてクソめんどくさいことをやった。
しかしだ。
そもそも調査方法に問題があり、研究と呼ぶには難のある代物だった。
おまけに論文は全く別の方向へ転換を余儀なくされており、この調査は全く意味のないものへと変わった。
もったいない。
そう、もったいなかったのだ。
もったいなかったから、記事のネタに利用した。
これが『データを元に最高の"踊ってみた"動画を作る 〜ニコニコ動画 人気100作品 分析調査〜 』の誕生秘話である。
先ほど、人気動画調査に12時間かかったと言ったが、もともと研究で不要になったデータだったため、記事としてかかった時間ではない。
なので記事制作にかかった時間は、実質「30−12=18時間」である。
ほら、実はそこまで時間かかってな……
18時間かぁ。
くっそコスパ悪いな。
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