足の人差し指がない
足の人差し指って、なくないですか?
いや、見た目の話をしているんじゃないんですよ。
感覚。感覚の問題。
例えば手の指なら、一番よく動くのが親指です。少なくとも僕はそうです。
で、足の指で一番よく動くのは、同様に親指です。
つまり、手の親指に相当するのは、そのまま足の親指なのです。
見た目もよく似てますし、これは皆さんも納得でしょう。
小指も親指と同様、手も足も同じ感覚です。
どんな環境でも、絶対にブレない存在。不動の大小コンビ。戸愚呂兄弟。それが親指と小指。
ただ、足の人差し指に相当するのは、手の中指なんですよ。
わかります?この感覚。
足の人差し指を動かしてる感覚って、手の中指を動かしてる感覚に近いんですよ。
なので、足の人差し指は、実質的に手の中指といえるのです。
ここまではいいですか?ついてきてますね?
さあ、ここで問題となるのが、足の中指と薬指です。
こいつら、なんなの?
手でいうなら、感覚的にはどっちも薬指みたいなもんです。
結婚指輪をはめる以外に、これといった用途がないやつです。
良家のおぼっちゃまで、コネで親の会社に入社したが、セレブとの交友関係を自慢すること以外に能力がない木偶の坊みたいな存在。
そんなやつが、片足で2本(両足で4本)もいるんです。
うっとおしいですね。
薬指が2本もいる会社なんて、僕なら半日で辞めます。
さあ、ここまでの足指状況を整理しましょう。
あれ、人差し指どこ?
人差し指なくない??
薬指のせいで、人差し指が入るスペースがなくなってしまいました。
人差し指は優秀な子です。
リーダーシップを持ってよく働き、時にはお母さんのような優しさを見せ、そして何より人を指差せます。
そんな人差し指の枠が、薬指×2のせいでなくなってしまいました。
このように、コネと権力だけで入りこんだヤツのせいで、有能な指を登用することができなくなるのです。
指事(指の人事)の皆さんは、この事を胸に刻み、上からの圧力に負けない優秀な足を作り上げてください。