じきるう曜日

CRAZY STUDYとかWorkship MAGAZINEの編集長。はてなブログでは特に推敲せずフリーダムに文章を書き散らす。舌死人。

【舌死人グルメレポ11】超人気店の隣の店・麺屋純風(門前仲町)はちゃんと美味しい

 

4ヶ月ぶり〜!

舌が死んでる人グルメレポの時間だよ!!首を洗って正座で読みな!!!

 

今回伺ったのは、門前仲町にある超人気店・こうかいぼう〜〜〜!!

 

の、隣!!!

麺屋純風〜〜〜!!!

 

実は、今日はこうかいぼうに行く予定だったのだが……スープ切れということで生憎の断念。

ちなみにこうかいぼうは、平日18〜19時、休日なら14時くらいにはスープ切れで店を閉めてしまうのだとか。マジもんの超人気店じゃねぇか。

 

しらべぇ

▲出典:しらべぇ

右がこうかいぼう、左が麺屋純風。この距離感よ。

こうかいぼうのスープが早くから切れてしまうこともあり、そのおこぼれ客が麺屋順風に流れているとの噂も……。(参考:しらべぇ

 

ボクたちも例に漏れず、麺屋純風へ。

 

▲豚とろ醤油ラーメン(たまたま持ってた一眼レフで撮影)

こちらが今回頼んだ、豚とろ醤油らーめん(1200円)。

「1200円?!なんだその値段は?!?!?貴族か!!!てめぇ貴族かこのやろう!!!!」とお思いのアナタ。これには深いワケがある。

 

じつは今回は、ボクの働く会社の社員で構成される「ラーメン部」の活動として来ている。

ラーメン部の活動費は会社から出ており、また食べたラーメンは社員へ報告する義務がある。

そう、それはつまり「ハズレは許されない」ということなのだ。

 

ラーメン部の活動目的は「美味しいラーメンをリサーチし、社員に広めること」である。

ラーメン部がちゃんと美味しいラーメン情報を社員の皆さまにお伝えできないということは、それは社員のラーメン情報を飢えさせ、ラーメン屋に行けずラーメン失調死することにつながる。

社員の命を、ボクたちラーメン部は背負っているのだ。

失敗するわけにはいかない。

 

しかし、こうかいぼうチャレンジは失敗に終わってしまった。

それゆえに、なおさら麺屋純風での失敗は許されない。一度のミスは許されても、二度目はこっぴどく叱られる。それが社会ってもんだ。

 

というわけで、間違いなく美味しいことが推測される1200円のラーメンを頼んだのだ。

決して、会社の金だからという理由で高いラーメンを頼んだわけではない。

これはみんなのためだ。

ワンフォーオール、オールフォーワンだ。(?)

 

▲食べたらなくなった

▲食べたらなくなった

ちなみにめちゃめちゃ美味しかった(※舌が死んでるので詳しいことは不明)。

 

こうかいぼうの隣ということもあり、正直あまり期待していなかったのだが……良い意味で裏切られた。

魚介ベースのスープにもちもち太麺、そしてなんといってもトロットロの豚トロ。豚がうますぎる。さすが1200円。

 

こうかいぼうの影に隠れがちだが、その隣にもちゃんと美味しいラーメン屋はあった。

スーパーヒーローの側には、支えてくれる仲間がいるんだ。うん、それとはまた別の話か。

 

▲一緒に行ったラーメン部メンバー

▲一緒に行ったラーメン部メンバー

活動記録として最後にメンバーで写真を撮ったが、一眼レフで自撮りするのに慣れてなさすぎてめっちゃめちゃにブレた。

 

▲過去の舌死人グルメレポはこちら

新年の抱負を漢字一文字で表すと「付」

 

今更だが、あけましておめでとう。今年もよろしく。

もう深夜2時だし眠いから一気に書くよ。

 

弊社では毎年、新年初出社の日に「今年の抱負を漢字一文字で表す書初め大会が行われる。

毎年といっても去年から始まったので、2回目だ。そしてボクは昨年4月に入社したため、これが初めての書初めだ。

 

付

書く漢字は最初から決まっていた。

」だ。

これには2つの意味がある。

 

ひとつめは、スキルを「付」けるということ。

現在は編集者として(そしてありがたいことに編集長として)仕事をしているわけだが、それだけならその辺にいるただの編集者で終わってしまう。

たった一度の人生、道端の石ころ程度の編集者で終わりたくない。他の有名メディアの編集者に負けない、圧倒的な「付」加価値を、身につけたい。

いまは仕事でデジタル×フリーランス系、趣味でオモシロ×研究系のメディアをやっているので、とりあえずそのあたりのスキルをつけていきたい。まずはWeb制作系のプログラミングかな(HTML/CSSPHP,JSあたり)。本当は年末年始にやる予定だったけど、いろいろあってIllustratorばっかやってた。まあ、これもスキルだ。ええやろ。

 

ふたつめは、覚えたスキルを他の人に「付」与すること。

せっかく身につけたスキル、どうせならみんなに少しでいいから配りたい。

「テメェのなんていらねぇよ!ケッ!」なんて言われたらそれまでだが、なんだかんだボクは謎に貴重な経験をいろいろしている気がするので、周りの人にそれをシェアしたい。

自分の中だけに収めとくの、もったいないから。

象使いの免許を取りたい人はぜひボクにご相談を。

 

……というわけで、今年の抱負を漢字一文字で表すと「付」だ。

ちなみに、ここまで書いたことはすべて後付けである。抱負を語る前に、まず「付」という漢字があった。

なぜ今年の抱負に「付」を選んだか。そんなのただ一つに決まっている。

 

「他の人と被りたくないから」

 

みんなどうせ、「信」とか「成」とか「伸」とか「友」とか、かっこいい言葉書くんだろうなって思ってたから。

ボクの思考は中学生の頃から一切変わってないので、王道をいくのは嫌だったんだ。

ぜったい誰も選ばない、主役のスポットを当てられない漢字にしてやろうと思った。

 

そこで、「付」だ。

どうだ、この地味さ加減は。

クラスのカーストの上位でも下位でもなく(どっちかというと下位寄りだが)、中途半端な立ち位置。いてもいなくても良い存在。そう、高校の時のボクだ。死にてぇ。ちなみに中学の時は圧倒的下位だった。もっと死にてぇ。

 

だからこそ、「付」を選んだ。

これは、中途半端なボクらの逆襲なのだ。

目立たないやつに栄光を。道端の石ころに祝福を。

 

いまに見てろ。

観光地にも日常はある。仕事で愛想笑いするし、体臭が原因で嫁に避けられてる

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ボクは今日、これから箱根に行く。

観光地と駅伝で名高い、あの箱根だ。

 

もちろん、ボクが箱根に来た理由は観光だ。

友人がやってるゲストハウスの様子を見に行くという目的もあるが、基本的には観光。

適当に箱根湯本の街をプラプラし、ロープウェイに乗って黒卵を食べて、箱根小涌園ユネッサンでゆっくり温泉に浸かって日々の疲れを癒す予定だ。

いまから楽しみで仕方ない。

 

しかし、観光地ってそもそも何だろうか。

Wikipediaいわく、「保養、遊覧を目的とした旅行または旅行者に対して、歴史・文化・自然景観などの遊覧資産が適宜整備されており、交通機関や宿泊施設などで観光客の受け入れを行える地域」だそうだ。

小難しいこと言っててホントWikipediaは洒落臭いのだが、ざっくり言うと「遊び・交通・宿が揃ってる地域」だろうか。

 

だが、そこに住む人にとって、それは"観光地"なのだろうか。

交通は日常のインフラとしてただただ大事だし、遊ぶところや宿屋は、そこに住む人にとっては日々の生活費を稼ぐ大切な職所かもしれない。

 

観光地の人だって、ボクたちと同じ日常を送っている。

子供は毎日学校に行くし、先生に理不尽なことで怒られてる。

大人は仕事に行って愛想笑いするし、嫁には体臭が臭い旨で避けられてる。

楽しいこともあればやるせないこともあるし、日々粛々と、そして強かに生きている。

 

そんな彼らの"日常"に、ボクは"非日常"として足を踏み入れる。

毎日の生活をする人と、毎日生活を忘れる人。

そこには明確かつ対比的な区分がある。

それに意を唱える人はいないし、それによって経済は回っている。

 

しかしボクは根が遠慮しいなので、ふと観光地で現地の人の日常を見ると、なんだか申し訳なくなってしまう。

ボクが牛串焼き(800円)を頬張りながら観光地をプラプラと遊覧しているところでふと目に入る、スーパーの袋を持ったお母さんと、そのお母さんに駄々をこねてギャン泣きする子供。

ふだんならむしろ何とも思わないのだが、観光地だからこそ意識する、格差的で暴力的な日常。

 

思わず牛串焼き(800円)を、ふたりに分けてあげたい気持ちになる。

 

〜〜〜

 

まだ箱根に着く前からこんなこと考えてたせいで、若干ナイーブな気持ちになってきてしまった。

楽しいこと考えよう。

温泉に入ってたら間違って男湯に入ってきちゃった女の子(かわいい)と邂逅する妄想でもしよう。

 

 

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古着屋ではユニクロを買え。

 

古着屋。

それはおしゃれでモードなハイソ・ハイカラ人間しか立ち入ることのできない孤高の聖域。

古着屋ではボロボロのダメージジーンズが3万円、「SAD」って背中に書かれた白シャツが5万円で売られている。

そんな、ノン・オシャレ人間には一切関係のない世界。

凡人は凡人らしく、ユニクロかGUで無地の黒セーターでも買えば良いのだ(GUに売ってる版権モノTシャツだけは絶対に買ってはいけない)。

 

ボクは凡人だ。ノン・オシャレ人間だ。

ORANGE RANGEのおしゃれ番長 feat.ソイソースを聴くことすら許されないレベルにおしゃれに疎い。

基本的にユニクロに売ってる無難なやつしか着ない。ユニクロは失敗しない。ユニクロ最強。皆の者、ユニを讃えよ。

 

しかし、だ。

そんなボクだが、じつは古着屋にめちゃめちゃ行く。月イチで通ってる(月イチを”めちゃめちゃ”と定義して良いかはだいぶ怪しいが、ボクの中ではかなりの高頻度なのだ)。

それはなぜか。

そう、多くの人は気づいていないのだが、古着屋にはおしゃれでクソ高い服ばかりではなく、まれにボクたちの味方であるアイツがいるのだ。

そう、”ユニクロの古着”だ。

 

ユニクロの古着は、なぜか異様なほどに安い。

この間は通常2990円で売ってるはずのセーターが324円で売っていた。89%OFF。とんでもない爆安価格である。しかもほぼ新品同様。

しかし、これは決して珍しいことではない。

ユニクロの古着は、90%OFFがデフォなのだ。

 

ボクは別にお金に困っているわけではないので、もちろん新品でユニクロを買うこともある。

だが、古着屋に新品同様のユニクロウェアがあったら、そりゃまあ、買うだろ。90%OFFだぞ。安い方で買うのは庶民の鉄則だ。

 

ボクはこれからも、古着屋に通う。ユニクロを買うために。

ちなみに好きなブランドはYOHJI YAMAMOTOですよろしくお願いします。

 

YOHJI YAMAMOTO―M´EMOIRE DE LA MODE (M〓moire de la mode)

YOHJI YAMAMOTO―M´EMOIRE DE LA MODE (M〓moire de la mode)

 

 

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ボクは戸籍上、ボリビア人だった

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とても信じられる話ではないと思うが、ボクは戸籍上、ボリビア人であるということが発覚した。

 

〜〜〜


ボクが生まれた日、ボクの母は丸一日、昏睡状態に陥ったらしい。

池袋の東急デパートの婦人服コーナーで妊婦用の服を買っているときに急に産気づき、多目的トイレで出産。しかしそのときに動脈にできた血栓のせいで、出産直後に意識を失ってしまったのだ。


ボクを取り上げたのは、たまたまそこに居合わせたボリビア人女性。
ちなみにボリビアはその日内乱が起こっており、一時的にボリビアという国がなくなっていたという。

 

当時の日本の法律では、生まれてから24時間以内に書類に署名しないと「親」として認められなかった。
母は昏睡状態。とても署名なんてできる状況じゃない。

 

一方、ボリビア人女性は母国がなくなってしまっていたので、戸籍がない。戸籍が欲しい。
そこでそのボリビア人女性、なんとボクを生んだことにし日本に帰化することにしたのだ。

ボリビア人女性は必要書類にボクの親であるよう署名し、無事、日本での戸籍を手に入れたのだった。


しかしその後、ボリビアの内乱がおさまったため、ボリビア人女性はボリビアへ帰国。

その際、ボクの戸籍もそのままボリビア人として登録されてしまったのだ!

 

……そんなわけで、ボクは戸籍上、ボリビア人なのだ。

アパート賃貸契約の審査のときに気がついた。

 

〜〜〜

 

という夢をみた。

まあまあメチャメチャではあるが、夢にしてはやたらと作り込まれた設定だったため、起きた直後は「ボクは本当に日本人なのか?ボリビア人のほうが本当の自分なんじゃないか?ボクは誰?何者?わあああああああああああああ」と軽くパニックになった。

紅茶豆乳飲んだら落ち着いた。紅茶豆乳はマジで美味しいんでみなさんぜひ買ってください。

 

 

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